020.第7回全国障害者スポーツ大会

埼玉県とさいたま市からも、選手と役員が派遣された標記全国大会が、無事終了しました。メダルの獲得数で成果を量りにかける風潮がまだ残る部分もありますが、大切なのはこれからでしょう。「過去の取り組みに対して得られた評価だけに満足するのではなく、これからの取り組みこそが、その人自身の評価にも値する!」と。

私たち指導員も、日々の活動に反省するだけでなく課題を必ず見つけ、そして次回は課題を成果に結び付けるような取り組みを!そうでないと、技術の進歩はないですよね(笑)。

大会ホームページ http://wakasugi.pref.akita.jp/index2.htm

大会記録室 http://www.zenspo.net/aki/pc/index.php

① 視察観戦記

この度、JICA研修生3名(コスタリカ共和国)の随行として全スポ秋田大会を視察観戦する機会をいただきました。これまでも選手支援や競技審判また個人的観戦で第1回、3回、4回、5回の大会を観てきました。

参加選手数(秋田=開催県、大分=次年度開催県)

陸上 水泳 アーチェリー 卓球 ボーリング FD 個人合計 団体 選手合計 役員
合計
秋田 62 21 3 19 14 22 141 124 265 113
埼玉 27 9 1 9 6 9 61 0 61 37
東京 52 28 2 19 8 11 120 116 236 88
大分 20 6 1 6 3 5 41 89 130 54
全国計 989 330 42 295 184 349 2189 1037 3226 2071

経過

12日(金) 18時飛行機で秋田へ

13日(土) 開会式
陸上競技観戦
FD(フライングディスク)観戦
ふれあい広場散策

14日(日)フットベースボール観戦
アーチェリー観戦
(選手インタビュー)
午後の便で帰埼

(興梠 理)

② 選手団同行スタッフ体験記

今回、私は10月13日(土)~15日(月)に秋田県で開催された、第7回全国障害者スポーツ大会に陸上コーチ兼スタッフとして参加して来ました。

大会期間中は、お天気にも恵まれて澄みきった秋晴れの空の下、選手達は精一杯がんばってくれました。

練習会や合宿を共に過ごしてきた選手が、試合前の緊張感にも負けず懸命にプレーする姿を観て、周りを気にせず声を大にして応援していました。後で気が付きましたが、かなりうるさかったようです。

選手と生活を共にして、スポーツマンである前に社会の一員としてのマナーや団体行動でのルールをもっと教えていかなくてはいけないと感じました。

障害のある人達が、秋田杉のように力強くまっすぐがんばっていけるように、私自身もこの体験を生かして、今後もサポートしていきたいと思います。

(堤 文子)

興梠 理 &堤 文子(19.SEP.2007)