NO. 70 選手たちに楽しさを伝えるために

選手達に楽しさを伝えるために

~わいわいディスクゴルフ大会 事前研修~

9月10日 残暑厳しい中、埼玉県障害者交流センター運動場にて、交流わいわいディスクゴルフ大会の事前研修を開催しました。参加者は12名。講師は昨年に引続き、埼玉県障害者 交流者センター副所長 鈴木氏にお願いしました。

コースの設定等、また交流わいわい大会の位置づけなど、簡単に説明を受けました。昨年の復習も含めて、まず使用するディスクの分類からスタート。交流センターで使用するディスクは、ディスク裏面にロング、アプローチ、初心者とシールが貼ってあるので分かりやすいのですが、ディスクの形状によって大きく分けて、ドライバー、ミッドレンジ、パット&アプローチの三つのグループに分かれるそうです。初めてディスクゴルフをされる方用の軽いディスクもあります。今回、研修会に参加された指導員の殆どが初心者レベルでしたが、各種ディスクの特性や飛び方等、教えていただきました。

頭で理解しても 実際投げてみると思いどおりにはいかないものです。ドライバーを思いどおりに操るには 相当の練習が必要のようです。バックハンドでノーマル、ハイザーに挑戦、そしてローリング。ローリングは、ほとんどスナップだけでディスクを転がす投げ方ですが、思いのほか距離が出るようです、これも練習は相当必要なようで、我らの投げたディスクは右に回ったり、左に回ったり。皆さんがゴールにたどり着くのは苦難の道です。パターもしっかり狙って確実に!屋外ですので、向かい風か追い風かによって、ゴールの狙う位置が変わります。

大会前にこうした研修会を実体験されることが大切です。何故?参加者にその種目の楽しさや大変さを生の声で伝えられるからです。

交流わいわいディスクゴルフ大会では、参加者といっしょにコースを回り、スコアをつけながら「実際にはなかなか難しいんですが、こう投げるといいんですよね」とか、会話が弾むことでしょう。ディスクゴルフの楽しさを知った指導員なら出来る筈です。

大会は、様々な障害のある方、また初めての方から経験者まで、一緒に楽しめる一日なることを願っています。

(研修 松木健司)