NO.116 メルマガ臨時号!!リレートーク

は~い、か~こです。今回のリレートークは木佐貫優祐(きさぬきゆうすけ)さん。前号鹿野さんからバトンを受け取った木佐貫さんは、鹿野さんと同じくH27.2.28開催した「次世代ヤングリーダー座談会」(指導者協議会が、次世代を担う33歳以下のスポーツ指導員で行った座談会)に参加された方です。

木佐貫さんは今年で社会人4年目。草加市体育協会に勤務しています。大学生の時に愛知県の体育協会でインターンシップ(職業体験)を経験したことから、是非体育協会で働きたいと思いました。大学まで陸上をやっていたので選手側の体験しかなかったのですが、インターンシップをやってみて、スポーツを支える側の面白さを知り、今までと違った形でスポーツに関わっていけたらとこの道に進みました。

草加市体育協会では木佐貫さんが就職した頃、ちょうど車いすバスケの事業を始めることになり、その事業の主担当を木佐貫さんが行うことになりました。障がいを持った子どもたちや大人に月一回定期的に教える教室です。担当になって、始めは悩みながら奮闘する日々が続き、車いすを揃えるにもあちこちから借りたり苦労したそうです。しかしそのうち参加していた子どもたちがこのの事業を通じて次第に明るくなってきたことに気づきました。木佐貫さんはその変化を見ていたら、とっても楽しく、自分も頑張ろうと思えてきたそうです。障がいを持つ人がスポーツをできる機会はなかなかありません。だからこそ誰もが来られる場にしていきたい、そんな思いが通じて、最初は10人ぐらいで始めた教室でしたが、今では30人以上の人気講座となりました。

草加市体育協会では、7月4日(土)に草加記念体育館で「障がい者スポーツフェスタ」を開催します。障がいのある人もない人も気軽に参加できるイベントです。午前の「車いすでスポーツ体験」(10:00~12:00)では、NPO法人パラリンピックキャラバンの共催で車いすバスケの選手も来競技用車いすやバスケの体験ができます。また午後は「各種障がい者スポーツ体験」(13:20~15:20)があり、6種目の競技が楽しめます。おなじみの卓球バレーやフライングディスク、風船バレーも行います。そしてこの大イベントの中心となって担当しているのはもちろん木佐貫さんです。1年がかりでこのイベントの構想を練ってきたそうです。当日の参加者がたくさん来てくれるようにとチラシ配りにも余念がありません。午後の部では指導者協議会も協力をしていますので指導員のみなさん、お時間のある方はボランティアに申込んでいらしてくださいね。

さて、木佐貫さんにこれからの目標をお聞きすると、「障がい者スポーツはまだまだ知られていない部分も多いですが、まずは草加市の中で知ってもらい、それをもっともっと多くの方に広めていきたいです。」と目をきらりと光らせて語ってくれました。

そしてプライベートでの夢は、マラソン。学生までやっていた陸上は短距離で、長距離に挑戦するのは初めてとのこと。11月に大田原(栃木県)フルマラソンにエントリーしたのでこれを完走するのが今の目標だそうです。

みなさん、7月4日草加市にいらっしゃいませんか。汗をかきながらもきっと爽やかな笑顔をみせている木佐貫さんに会えますよ。か~こ、いこうっと♪