運営ノウハウの取得ができた大会

~ 第39回羽生市障がい者スポーツ大会 ~

令和元年6月8日(土)羽生市体育館にて「第39回羽生市障がい者スポーツ大会」が開催されました。

参加者220+α人、障がい者スポーツ指導員4人、その他スタッフ30+α人の総人数250+α人でした。

障がい者スポーツ指導員が行った内容は、ボッチャdeビンゴ(運営)です。

今回の得られた成果としては、

1.歴史ある羽生市障がい者スポーツ大会の運営ノウハウの取得

2.羽生市社会福祉課(部長等)との名刺交換およびスタッフとの交流

3.県東北部内指導員間の親睦、意見交換

この大会に参加し、まず驚いたのが第39回目と歴史が長いこと。参加する障害者も8団体12チーム、選手だけで182名、全体で250名+αの大スポーツ大会でした。

実行委員会は障害者団体の施設長などが中心に、ボランティア・スタッフ団体が協力、事務局に行政(羽生市社会福祉課)があり、障害者側の視点に立った運営が基本。来賓(市長、市議会議長、県会議員)もお飾りではなく一緒に準備体操もされるなど、羽生市全体で障害者スポーツに取り組まれてきた歴史や運営ノウハウを強く感じました。

施設面は駐車場も体育館もとても広く250名がスポーツ大会を開催していても十分な余裕があり、スタッフ休憩用の会議室も用意されていました。

大会は「ボール送りリレー」→「輪投げ」→「パン食い競争」→「団体応援コール」→「ボッチャdeビンゴ」→「玉入れ競争」の順番でしたので、担当の「ボッチャdeビンゴ」までは時間の余裕がありました。いろいろ見学しながら指導員間でぜひ参考にして取り入れたい運営ノウハウやテクニックなどの意見交換が出来、とても有意義でした。特に印象に残ったのは、「景品やパン食い競争のパン」が障害者団体で作られたものを使っていること、これにより障害者団体の参加者も大会参加だけではなく、準備から関わることになり、また資金面でのメリットもあるから指導員全員「いいね!」と感心しました。

「ボッチャdeビンゴ」は羽生市独自の種目(?)、ビンゴのシートを床に敷き、ボッチャのボールを使用、投球の補助具は雨どい、赤ボールと青ボールチームに分かれ、それぞれのチーム10人が交代でボールをビンゴのシートに投げたり、転がしたりしてマスに入れば1点、ビンゴになれば10点加算するルールです。県東北部は昨年も「ボッチャdeビンゴ」を担当したので、昨年の参加者2名がリーダー、今年初参加者2名はサブにまわり、2組A・Bコートの運営を同時進行で行いました。

最後になりますが、派遣依頼先の埼玉県障害者スポーツ協会から事前の開催情報やボッチャのガイドブックの提供など、いろいろな支援いただきました。あらためて感謝いたします。

( 東北部:寺方克彦・山川憲一 )