★竹内晴男さん★(H24・7月号)

今回は、竹内晴男さんにお話しをお伺いしました。

竹内さんは蓮田市在住。平成18年に自宅近くの畑で作業中に脳梗塞で倒れ、左半身不随となりました。その後一度退院されましたが、リハビリ中に転倒し、再び県立総合リハビリセンターに入院。退院後は、健康増進課のトレーナー付きでリハビリを3年間続けました。持ち前の頑張りやの性格で、毎日必死にトレーニングをしたそうです。水泳も片手で泳げるまでになりました。その後、障がい者交流センターにリハビリに来て、先生に左手も使ってみたら?と言われ、今では両手で游ぐこともできます。また、いろいろなプログラムに参加して、どこに筋肉をつけるのか、どうやって筋肉を鍛えるのかなども先生方から学んだり、向学心に満ち溢れた方でもあります。

もともと竹内さんは、スポーツが大好き、体を動かすのが大好き、ですからご自分のリハビリだけでなく、少しでも同じ境遇の方にお手伝いができたらとの思いから、平成21年には交流センターのボランティアとして登録、翌平成22年には障がい者スポーツ指導員初級を取得しました。

 現在では、火曜日から金曜日まで毎日障がい者交流センターに来て、ご自分のトレーニングし、そして交流センターのボランティアとして活動をしています。ここに通うようになり、たくさんお友だちができ、仲間も増え、みなさんが声をかけてくれるのがうれしいです、とのこと。こんな熱心で、優しい竹内さんですから、利用者さんにも、ボランティアさんにも「竹内さんファン」がたくさんいることをか~こは知っています。

平成21年の交流センターボランティア登録から今日までのボランティア歴は200回以上。障害者スポーツ指導員としての活動手帳も3冊目に入りました。

 趣味は家庭菜園とカメラ。竹内さんが育てた野菜をお孫さんが食べてくれるのが楽しみとのことです。また、カメラも左手が動くようになってからまた始めました。県リハにいた時の仲間と作った「POST(ポスト)の集い」の会では、代表も務め、月に一度情報交換会もしています。そしてお花見や、旅行では竹内さんのカメラが大活躍だそうです。

 最後に障がい者スポーツ指導員のみなさんに。「障がい者スポーツ指導員のみなさん、1回、2回と時間が取れれば、ちょっと参加してみませんか?他のボランティアさんの動きを見ていればどういうことをやるのか分かりますから大丈夫ですよ。ボランティアの人数が足りないので来ていただけると助かります。」

みなさ~ん、竹内さんの笑顔に会いにいらっしゃいませんか。