「まちがっても大丈夫」手話にチャレンジ!!

~ 令和7年度 第1回埼玉県障がい者スポーツ指導者研修会 ~

令和7年6月7日(土)埼玉県障害者交流センター2階会議室にて総会終了後、引き続き「令和6年度 第1回埼玉県障がい者スポーツ指導者研修会」を行いました。

講義:デフリンピックに向けて 【デフバスケの現場から日常で使える手話を学ぼう】

講師:廣嶋 美子氏

・特別支援学校教諭

・アジア太平洋ろう者バスケットボール選手権大会2024 男子日本代表ヘッドコーチ

・アジア太平洋ろう者バスケットボール選手権大会2018 男子日本代表ヘッドコーチ

・日本バスケットボール協会(JBA)公認B級審判員

・日本車いすバスケットボール連盟

今年東京でデフリンピックが開催されます。実施競技の一つ、バスケットボールについて、デフならではのルールや、活動する中での配慮などを学びことを目的として開催いたしました。

研修会の参加者は、36名。

アンケートの結果から、受講者の92%が「とても満足」、「満足」と回答。自由記述欄には、「東京デフリンピックを知った」「裏話がおもしろかった」「分かりやすく面白い表現がたくさんあって、時間が足りなかった」「手話は楽しいと感じた」等のたくさんの感想が寄せられました。一方で、「手話の単語はYouTubeで学べるので、もっと現場の話を聞きたかった」といった意見も少数ありました。

パラリンピックと比較すると認知度が低いデフリンピックについて、まずは東京で今年開催されるということを周知できてよかったと感じます。

手話の実技では、講師が自ら椅子に上がり、後方に着座していている指導員へも見えやすいようにご配慮をいただきました。出席している皆さんとの共有を大切にされ「先ずは、まちがっても大丈夫。コミュニケーションをとるジェスチャーのように手話をチャレンジしてみましょう」と、色々な質問にも笑顔で丁寧に対応をしてただきました。

今回はバスケットボールでしたが、他のデフスポーツについても、今後学びを深められると良いと感じました。