~障がい者を理解して、尊重する気持ちが大事~ ★福田雅実 さん★

 県東南部の吉川市屋内スポーツ大会のイベントスタッフとして参加されていた福田さん。モルックを担当され、参加者に臨場感をもってもらうために、塩ビパイプに3色のフェイルを巻き付けた、自作品を使用して指導していました。参加者と一緒に、優しい笑顔でモルックを楽しんでいる姿をみて、早速インタビューを申し込みました。

Q1 障がい者スポーツ指導者を取得した動機は何ですか?
企業の営業などサラリーマンとし40年間勤務していました。定年後、自宅に閉じこもっていても仕方がないと考え、事務員の求人募集のあった、八潮市の知的障がい者福祉施設の面接を受けたところ、支援員として採用されました。支援員として、勤務をしていく中で、障がい者スポーツのボランティアに興味を持つようになり、3年前に初級の資格を取得しました。

Q2 活動した印象はどうでしたか?
体験イベントに参加すると、感謝の言葉をかけてもらえることが多く、次回は、もっと、楽しんでもらいたいと思うようになります。

Q3 今後の抱負は何ですか?
中級の資格を取得して、更にできることを増やしていきたいと思っています。また、町内会の健康推進員という役割も担っていため、高齢化している300世帯に向けても、活動で知り得た知識を活用していきたいと思っています。

Q4 これから始めようとされる方へのアドバイスはありますか?
障がい者個々の状況を、すぐに把握することは難しく、それぞれに合ったスポーツを指導していくことは大変なこともあります。
私が考える、障がい者スポーツ指導者に適している人は

  1. 障がい者を理解し尊重できる人
  2. ボランティアをいとわない人
  3. ユニバーサルスポーツを好む人

このような気持ちを持っている人は、自分のペースで続けることができると思います。

インタビューを終えて・・
穏やかに語られるお話を通して、幼少時から得意な工作、スポーツが得意で現在も継続している水泳やスキー、サラリーマン時代のご経験、定年後のキャリア選択、地域での役割など すべてのご経験を無駄にせず、人間関係を大切にされ、深みのある考えをされる方だなと思いました。

根底にあるのは、人への理解と豊かな発想力。自作のモルックを、もう1セット作成予定とのことです。室内イベントで活用できる機会が増えることを楽しみにしています。

(取材:米山あゆみ)