~ 誰もが「スポーツの楽しさ」を共有できる場を ~
★清宮 薫さん★
会場に入ると、「こんにちは~!」と周囲をパッと明るくするキラキラとした笑顔で参加者の皆様と挨拶を交わされている女性がいらっしゃいました。今回は、その方にお話を伺いました。
「障害のある・なしに関係なく、誰もが一緒に楽しく身体を動かせる場をつくりたい」――そんな思いで活動を続けているのが、バリアフリービクス協会 代表理事の清宮薫さんです。
中学生の頃に手話と出会い、実際に体験したことをきっかけに福祉への関心を持つようになりました。大学時代には教員になる道も考えましたが、チアリーディングに打ち込み、ケガをするほど身体を酷使した経験から、「身体を動かすこと」の大切さを実感。その後、元全日本エアロビクスチャンピオン西沢モト先生との出会いをきっかけに、有限会社 東京MMSエンターテイメントに入社し、バリアフリービクスの活動をスタートしました。
現在、バリアフリービクスは25周年を迎え、18か所の定期教室に加え、単発の依頼事業も多数実施しています。参加される方だけでなく、日々支える介助者の方にも元気でいてほしいという願いから、介助者の参加も大歓迎。「この場にいる皆が同じ空間を共有できること」をコンセプトに、障害の有無や年齢に関係なく、一緒に楽しめる時間づくりを大切にされています。
清宮さんの魅力は、キラキラした笑顔と、参加者一人ひとりに寄り添う温かな指導。対象者やその日の状況に合わせて、座位・立位を柔軟に取り入れながら、音楽に合わせて楽しく身体を動かします。リハビリを兼ねた動きも取り入れられており、無理なく自然に身体を動かせる工夫がされています。
回数を重ねて慣れてきた頃には、ペアになって肩や背中を優しく“トントン”するプログラムを導入。人と触れ合うことで尚更に距離が近づき、安心感や心地よさが生まれます。身体だけでなく、心もほぐれる温かな時間となっています。
活動をする中でさらに多くの方々との出会いや活動の幅を広げたいとの思いから、パラスポーツ指導員の資格も取得。「障害の有無に関係なく、みんなが健康で笑顔でいてほしい」――その思いが、清宮さんの活動の原動力です。
取材をさせていただいた日は、午前・午後と会場を移動しながらの活動でした。参加者はもちろん、帯同されていた親御さんや介助者の方々からも「楽しかった」「リフレッシュできた」という声が自然と聞かれ、会場には笑顔があふれていました。一人ひとりの可能性を信じ、丁寧に向き合う清宮さん。その温かな姿勢に、多くの参加者が信頼と勇気をもらっているように感じました。
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