NO. 62 2010ジャパンパラリンピックアーチェリー大会

競技団体と共催し開催している国内最高峰の競技大会。1989年に国際パラリンピック委員会(IPC)が設立され、パラリンピックが世界最高峰のエリートスポーツ大会となったことを契機に、日本の競技向上と記録の公認を図ることを目的に、陸上競技、水泳競技、アーチェリー競技、スキー競技、そしてアイススレッジホッケー競技の5競技を開催している。その中で、埼玉県障害者交流センターを開催地として第13回を数える、アーチェリー競技大会が開催された。

毎年、当協議会の指導員の協力を得ている大会である。10/8(金)の前日準備は朝の9時から夕方5時まで、ライン引き、4脚運び、畳運び等々、指導員自ら精力的に動き回っていました。また、大会初日の10/9(土)は朝から激しい雨。選手達の経路を確保しようと、板を敷いたり雑巾で水を取ったりと、あらゆる手段で整備していた姿が印象的でした。

確かに、競技の指導という場面はありませんでしたが、大会を裏から本当に支えている・・・・・。そう思えた光景でした。

大会2日目の10/10(日)は午後から好天に恵まれ気温も上昇し、観客を魅了させるような僅差の好試合が続出しました。試合は、1対1の対戦方式(70m/12射)で優勝者を決定するオリンピックラウンドが採用されており、この試合形式がハイレベルな争いを演出しているようでした。

本当に、競技に参加した選手のみなさん、そして競技役員の皆さん、何よりも指導員の皆さん・・・・・お疲れ様でした。

* 大会のレポートは、財団法人日本障害者スポーツ協会のHPで!http://www.jsad.or.jp/reports/10/10JPAR.htm