NO. 1 全盲のアスリートの挑戦

社会に理解してもらう難しさ

平成28年11月26日、春日部市大沼運動公園アリーナで、「アテネパラリンピック金メダリスト高橋勇市さんと走ろう!!」というイベントが開かれました。県東北部としての最初の本格的活動に、障がい者スポーツ指導員が7人集まりました。

最初に、高橋選手から、体験してきた様々な困難(特に視覚障がい者に対する偏見・差別)を克服してきた様子を語ってもらいました。特に記憶に残っているのは、金メダリストにも拘わらず『盲者は危ないので』と言われて、マラソン大会に参加できないことが度々あった。全国のみなさんからの署名で参加できたとのこと。金メダリストなのに『一番最後から走って』と言われて最後から走りましたが、当然のこととして健常者ランナーを多数抜いた。かえって非常に危なかった。その大会は、今では【パラリンピックの選考会】になっているそうです。

今では パラリンピックという言葉もかなり認知され、視覚障がい者も参加できるよう
になり変化を感じられる。と嬉しそうでした。

トークの後に、高橋選手を先頭に参加者と体育館の中を走りました

斎藤(東北部地域支援連絡会代表幹事)