NO. 2 草加市障がい者スポーツフェスタ

スポーツ推進委員との共同事業

平成28年4月1日から障害者差別解消法が施行され障害者スポーツの分野も新たな対応が求められています。草加市体育協会ではスポーツ推進委員が担っている各種スポーツ事業に障がい者をどのように受け入れるか研究が始まりました。その一環で、草加市障がい者スポーツフェスタのときに研修会が開かれました。
平成28年7月2日、草加市スポーツ健康都市記念体育館に参加者98人の他に、12人の障がい者スポーツ指導員と、23人の草加市スポーツ推進委員が集まりました。障がい者スポーツ指導員とスポーツ推進委員がチームを組み、卓球バレー、ボッチャ、フライングディスクの各競技を体験しました。用具を工夫し、ルールを考慮すれば障害のある人もスポーツを楽しめることを学び、スポーツ推進委員のみなさんが、草加市での各種イベントに生かしていただけるよう熱心に取り組んでいました。

今後、障がい者スポーツ指導員とスポーツ推進委員との協力体制が深まることで、リハビリテーションとしての障害者の機能訓練からスポーツへと変わっていくと思われます。

(東南部 荘子敏一)