~前職の知識、技術、人脈を生かし地域活動など多方面で活躍~★岡田明子さん★

今回のリレートークは、吉川市スポーツ推進委員会の副会長としても活躍しています岡田明子さんです。

前職の知識、技術、人脈を生かし地域活動など多方面で活躍しています。イベント終了後、快くインタビューにご協力していただきました。

 


Q1.障がい者スポーツ指導者を取得した動機は何ですか?

教員時代に特別支援学級を担当時に、楽しく、長期的に運動に取り組む体制を作ることの必要性を感じていました。
障がいのある子ども達に、運動を通して楽しめる機会を作ってほしいと保護者に頼まれ、小学校の体育館で月2回、体操教室を13年間続けています。

Q2.障がい者スポーツ指導者として活動してどのくらいになりますか?

資格を取得したのは昨年です。活動は15~16年前から行っています。

Q3.障がい者スポーツ指導者はどのような人が適していますか?

・心の優しい人
・1人ひとりの個性を大事にできる人
・相手のペースで一緒に活動できる人
・独りよがりではなく、どのようなことをやりたいか考えられる人
・自分が心がけていることは・・・
相手がどうしたら体力が向上し、楽しいと充実感を味わってもらえるかを考えて行動しています。

Q4.活動しているうえで、大事にしていることは何ですか?

参加している人の実態を把握することです。アイスブレイクの状況を見て、どのようなことができるのかプログラムを立てています。

Q5.活動している上で大変なことは何ですか?

1人ひとり障がいの程度に差があるため、この人のためになっているのか?感情をだせない子どもの気持ちを汲むことができているのか?これでいいのか自問自答しています。

Q6.活動している中で思い出に残っていることは何ですか?

運動経験のない子に根気強く、何度も経験できる機会を作ることで、できないことが出来るようになった時、その子の親がすごく喜んでいたことです。障がいのある子は、初めからできないと思いこみ、体験していないことがたくさんあります。当たり前のように、経験できる機会を作ることで、子どもたちに自信と自分の身を守る生きる力をつけてあげたいと思っています。

Q7.参加して楽しかったイベントは何ですか?

参加者が楽しんで参加しているイベントは、全て楽しいです。

Q8.今後の抱負は何ですか?

障がいの有、無に関わらず楽しく運動に取り組める機会をこれからも、内容を充実させて続けていきたいです。貢献できるよう勉強していきます。

インタビューを終えて・・・

運動は身体を動かす楽しみ、体力向上、記録を伸ばすだけでなく、災害時の生きる力に役立つ等、今まで考えてもいなかったことに気づき、話をしていて大変勉強になりました。障がいの有、無にかかわらず、運動を体験できる機会を作ることの重要性を認識しました。

(米山 あゆみ)