★鹿野春香さん★(H27.1.25)

今回のリレートークは越谷市在住の鹿野春香さんです。埼玉県障がい者スポーツ指導者協議会では、2月28日に「次世代ヤングリーダー座談会」を企画しています。この座談会では東京オリンピック、パラリンピックの時に40歳になる方、つまり現在33歳以下の方にお集まりいただき、どのように障がい者スポーツと関わっていきたいか、またどのようなことをボランティアを通じて得たいと考えているのか?など若い世代の方々の意見をお聞きし、情報の共有と横のつながりをつけることや、協議会の運営にもその意見を反映していきたいと考えています。 今回鹿野さんには、その次世代ヤングリーダー座談会の実行委員と参加者を受けていただいています。

さて、鹿野さんが障がい者スポーツ指導員の資格を取得したきっかけは、浦和短期大学介護福祉課に在学中、介護施設だけでなく、障がい者施設での実習もぜひ経験してみたいと思ったことや、資格を取って、できるだけ障がい者の方と関わりたいなと感じたからだそうです。
実際に障がい者施設での2か月にわたる泊まり込みの実習はそれはそれはきつかったそうです。缶詰状態でしかも重度の方ばかりだったとのこと。でもそれをやり遂げた鹿野さん、すばらしいですね、か~この根性とは比べ物になりません。

卒業後は現在お仕事をしながら、日程が合えば障がい者スポーツのボランティアとして活動を続けたいそうです。仕事に支障がなくてできる時間帯や日程を探していますが、平日のボランティアが多かったり、土日は大会のお手伝いで、少しハードルが高くてできるかなぁ、と鹿野さんは時々不安に思います。

若い方たちがどのような内容のものであればボランティアを始めてみようかな?と思えるのか?か~こ、鹿野さんに聞いてみました。すると、まずはその内容、例えば説明が「~~の補助」だけだとよくわからないとのこと。「どんな対象の人(どのような障がいのある方)にどのようなことをやるのか?もう少し詳しく説明があると参加しやすいです」、とのこと。というのも、学校の実習で施設に行くと、やる内容や特徴、こういうところに気を付けましょうという指示が一人一人あるそうです。そういう点では「昨年参加した吉川のカヌー教室では、事前説明があり内容が把握でき不安が少なかったです。」と。そして「終わってみたら、参加者が楽しそうなのを見て自分も楽しかった、緊張した分、自分が一番楽しんでいたかも」、と笑いながら話してくれました。

協議会のボランティア募集の広報の仕方についても聞いてみました。「封書でくるとまずあまり開けませんね。」とのこと。若い人ほど、封書は開けないようです。そんな中でも、ボランティアをした時にどなたかに直接こういうのがあるけどどう?と聞かれると対個人なので返事がしやすい、やってみようかなという気持ちになるとのことです。ここ重要!(笑)、お世話好きのおばさんになろう!ってか~こ思いました。これを読んでいるか~こと同じぐらいのみなさんもよろしくです!!

鹿野さんの今年の目標は、まず自分が体を動かすこと、スポーツをすること。そして、「自分のできる範囲でマラソン大会にチャレンジしみたいんです。」と爽やかな笑顔で語ってくれました。
鹿野さん、2020年パラリンピックに向かって、少しずつ走っていきましょう、ボランティアもマラソンも!か~こ、応援していますよ~。