創意工夫でますますスポーツを楽しむ!

~ 障がい者交流スポーツ体験in草加スポーツフェスティバル2018 ~

平成30年10月8日(月)草加市記念体育館にて「障がい者交流スポーツ体験in草加スポーツフェスティバル2018」が開催されました。

会場には参加者305人、障がい者スポーツ指導員7人、その他スタッフ16人が集まりました。

行った内容は、フロアカーリング、風船バレー、カローリングボウリング、フライングデスク(アキュラシー)、フリースローゲーム、競技用車椅子試乗等の体験指導、体験支援です。

今回得られた成果として、

1、この会を通じて、障がい者を含めた多くの方がスポーツをする楽しさを味わうことができたこと。

2、障がいの有る方も無い方も同じ時間を共有し共にスポーツをする楽しさを味わうことができる喜びを、参加者の笑顔や言葉から感じることができたこと。

3、指導者として、参加者の実態に応じた競技方法や用具の使い方等の工夫をして、参加者に楽しんでもらうことができたことです。

草加市では、障害を持つ方のふれあい・交流の機会があり、今回も多くの方が同じ場で同じ競技を体験し、楽しい時間を過ごす姿を至るところで見ることができました。各施設のサポートする方が引率して会場を回り、少しでも楽しく競技に参加してもらおうと声を掛けていたことが印象的でした。がんばっている姿に「すごい、できたね。」「やるねえ。」「上手!」「次はどれをやってみる?」など積極的に声をかけていました。

私たち指導員もその方達に負けないよう参加者へ満面の笑顔で接し、共に競技をする喜びを共有しました。参加者の名前を呼んで声を掛けたり、参加者の障がいの実態に応じて支援を増やしたり、ルールをその方に合わせて少し変えるなどの工夫をし、誰もが参加して良かったと感じてもらえる会にできたと思います。また、今年は風船に新聞紙を巻き、コントロールしやすく工夫された「風船サッカー」という新しい競技も加わり、草加市としての創意工夫も見ることができました。参加者の方々は積極的にスポーツを楽しんでいただけたように思います。

( 東南部: 宇原千枝子 )