NO. 63 第3回関東ブロック指導者協議会

「障害者スポーツ指導者研修会・活動報告会」

第3回(平成22年度)関東ブロック指導者協議会主催

   平成22年11月13日(土)-14日(日)
   於:東京都障害者総合スポーツセンター

関東ブロックに所属する各都県政令市のスポーツ活動の取り組みを発表し、お互いの資質向上を図り指導者同士のつながりを深めることを目的として表記発表会が開催されました。二日間を通じての参加者49名のうち埼玉県からは19名が参加しており、他県と比較しても意識の高さが伺えました。

今回の活動報告では東京都の島氏から「ハンドサッカー」について、千葉県の宮坂氏から全スポでの「ボッチャ」について、埼玉県の駒井氏から「重度障害児の水中運動」についての活動報告が行われました。特に「ハンドサッカー」については実際に競技をしている選手による模擬試合と指導者も参加しての実技研修が行われ、その後行われたグループ討議においても活発な意見交換がなされました。「重度の障害児も楽しんでスポーツをするためにはどのような工夫が必要なのか?」「安全対策は?」「今のルールに至るまでの変遷はどうだったのか?」「新たな競技を作りこむ上で自分たちの地域でも応用できるものはないか?」など、各自の経験や考え方を討議して内容の濃い研修会となりました。

また、幹事会を含めた情報交換の場で特に気になった他県の動静は以下の二点です。

まず、今年10月に千葉県にて開催された全国障害者スポーツ大会において指導員としての割り振りがされなかったとのこと。指導員としての役割を明確にして欲しいとの意見が出ていたようです。

 次に、神奈川県では指導者協議会へ全スポのコーチとして15名の派遣要請があったが、とてもその人数は派遣できなかったとのことです。理由として、全国障害者スポーツ大会ともなると長期間の仕事や家庭から離れて拘束されなければならずその点がネックになっていた事、さらには全スポのコーチや監督は初級指導員では不可とする日本障害者スポーツ協会の意向も壁になっていたようです。この点については日本障害者スポーツ協会の意向であり、決定されていることではないとの意見も聞かれました。

どちらも当県でも同じように課題となりうる懸案と思われます。障害者スポーツ指導者協議会としての役割、各競技協会との兼ね合い、大会を運営する自治体の思惑や意識の違いなどを深く考えさせられました。そしてその上でいかにやる気のある指導員と活動の場と結びつけ、障害者スポーツの発展へ寄与していくかが共通の課題であると再認識させられる研修会となりました。

(事務局)