NO.103  昼の体験競技を負かされました

~県西南部・飯能市福祉スポーツ大会~

平成26年10月18日、さわやかな秋晴れのもとで「第23回飯能市福祉スポーツ大会」が開催されました。7団体 総勢90名の選手が参加し、参加団体の一つ「おどる太鼓クラブ」による太鼓と篠笛そしてすばらしいソプラノ独唱(目の不自由な参加選手)によるオープニングアトラクションで幕が開きました。

赤・白・青・黄の4チームに分かれての対抗戦で玉入れ、デカパンリレー、障害物競走、対抗リレー、そして大会関係者も含めて全員参加のパンくい競争で大いに盛り上がりました。

フィナーレは静先生(飯能市の障がい者スポーツ指導員)のリードで「ラーメン体操」を全員で楽しみ、全プログラムが無事終了しました。

今回ボランティアで参加した県西南部の障がい者スポーツ指導員5名は、競技運営の補助と昼休みに行われた「フライングディスク」と「ボッチャ」の体験コーナーの指導と運営を任されました。「フライングディスク」は例年行われていることもあり大盛況。手伝っていただいたスポーツ推進委員、駿河台大学生等ボランティアの皆さんは大忙しでした。

また今回初めて実施した「ボッチャ」では全国大会を思わせるサプライズの試合がありました。ボッチャ経験がある車椅子の若い女性による1対1の試合(一人6投)。1投毎に優劣が変わる緊迫した状況で、赤ボールが最後の1投で針の穴を通すような難しいスローイングを成功させ逆転勝利したときは、観戦者から大きな歓声と拍手が起きました。

今回、県西南部地域支援連絡会設立後の事業なので、河野会長や遠路はるばる荘子地域推進委員長にも駆けつけていただきました。短い時間ではありましたが、公務掛け持ちで忙しい大久保飯能市長との懇談会を持つことが出来ました。その席で市長から障がい者スポーツに前向きなご意見を頂けたのは大きな収穫でした。

県西南部 山本 俊之